TOP > 漆アートについて

アートについて

ここでしか手に入らない希少価値とは

墨田万由子 漆アートジャパンの 『漆アート額』 は、今までにない形のインテリア額を、輪島塗老舗に特別にお願いしてオーダーしたこだわりの商品です。
漆アートデザイナー・墨田万由子が高価で美しく、華やかな生絹手織物をアレンジしたこの額は、1つひとつが独自の模様の組み合わせとなり、2つとして同じものができない、世界にたったひとつ、あなただけのオーダーメイドとなります。

極める・老舗の技|漆アート額 -空間に品格を添える輪島塗インテリア-

これまでにない、新しい感覚の品格の高い額です。 (1)
これまでにない、新しい感覚の品格の高い額です。日本伝統工芸のち密さ、丁寧な手仕事による漆と織もの。意匠は現代空間に合わせ、和にも洋にも合うようデザインしております。

(2)
空間の大きさ、イメージに合わせ、形、色、装飾などオリジナル制作が可能です。
(完成品もございます)
(2)空間の大きさ、イメージに合わせ、形、色、装飾などオリジナル制作が可能です。

(3)日本伝統の高い技術を誇る輪島塗老舗4代目問当主であり、伝統工芸士である大崎庄右ェ門氏の漆塗りをオーダーしております。 (3)
日本伝統の高い技術を誇る輪島塗老舗4代目問当主であり、伝統工芸士である大崎庄右ェ門氏の漆塗りをオーダーしております。
大崎氏は決して手を抜かない制作に対する姿勢には厳しい方。百貨店には出展せず、海外企業からも大変注目されています。漆は次の世代に引き継げるほど長持ち。しかも国内天然素材100%ですの環境にやさしく、ほのかに薫る漆の香りが心をいやします。

(4)
織物は漆の品格にあう、繊細な技術を要する正装用、正絹手織袋帯の逸品を手配します。金糸、銀糸をふんだんに使用した華やかなものから、渋い色合わせまで自由自在。漆の凛とした雰囲気に明るさを加え、優美です。経年変化によるアフターサービスもございます。
(4)織物は漆の品格にあう、繊細な技術を要する正装用、正絹手織袋帯の逸品を手配します。

極める・老舗の技|漆アート額 -空間に品格を添える輪島塗インテリア-現在、掲載数は限られておりますが、オーダー制作中の商品ができしだいに掲載させていただきます。お名前を金で入れれば、オリジナルの社名プレートとなり、貴社のロビーや玄関にふさわしい個性豊かなものとなります。無機質な空間になりがちなスペースが、訪れる方に品格と安らぎの両方を感じていただけるスペースとなるでしょう。

輪島塗の最上質漆塗りであることは、外国から来られた方々にも日本伝統文化を語るきっかけとなります。もしかしたら、海外の方の方が詳しいかもしれません。今日、 『漆』 はヨーロッパで注目を集め、イタリアでは漆の家具専門店が登場するほど、注目を集めていますから。

このように希少価値のある漆アート額がどのようにして生まれたのでしょうか?

このページの先頭へ

芽生えたアートの種

輪島塗漆の深い艶やかさを活かしたオリジナル品を作りたい。
大崎庄右ェ門氏の漆折敷(漆トレー)に出会った時、強くそう思いました。
大崎氏が江戸時代から続く老舗の4代目で、伝統工芸士であり、輪島の職人を取り仕切る塗師やさんなどとは露とも知らないころでした。今から5年前、2003年9月のことです。

東京ドームのテーブルウェア・フェスティバル
東京ドームのテーブルウェア・フェスティバル

折敷
折敷

当時、高級洋食器メーカーに勤め始めたばかりの私は、毎年東京ドームで2月頃開催される「テーブルウェア・フェスティバル」という催しのための異業種コラボレーション会議に出席しました。
「テーブルウェア・フェスティバル」というのは、世界や日本の食器やグラス、カトラリーなどのテーブルウェアの逸品が一堂に集められた、美しいテーブルコーディネートの饗宴です。

日本を代表する洋食器メーカーとして、大きなスペースを占めるその会社のテーブルコーディネートの一つに使われた気品溢れる1枚の折敷。ひと目で魅せられ、心が吸い寄せられました。
初めて大崎氏とお会いしたのです。

東京ドーム
東京ドームにて

漆を使ったテーブルコーディネート
漆を使ったテーブルコーディネート

5年間、心の中で構想を温め続けました。

5年間、心の中で構想を温め続けました。 ところが、漆のトレー上に食器をのせると美しい反面、磁器の底で傷つきやすく、まるで腫れ物に触るかのように、傷つけないよう細心の注意を払わねばなりません。
漆塗りのお重を花器代わりにし、凛とした花を挿すと高貴で存在感はありますが、洋食器と並べると器を惹きたてる役目に徹しすぎ、ひっそりとその存在感をひそめてしまいます。

毎年毎年、「テーブルウェア・フェスティバル」の季節がくるたびにこの気高く素晴らしい漆をもっと身近に、テーブルウェア以外の用途の物ができないかを考え続けました。
もちろん、茶道や華道には今でも漆器が使われております。ただ、どうしても限られた趣味のし好品との念がぬぐえませんでした。

そんなある日、平たい漆の折敷きが映えるのは広いスペースであること、空間の中で広々と取れるスペース、は壁面だと気が付きました。これなら、壁面のある場所どこにでも用途があります。
男性にも、企業の方にも喜んでいただける品を作ることができます。

漆の折敷(トレー)が額に新しく生まれ変わりました。

漆の折敷(トレー)が額に新しく生まれ変わりました。 こうして壁面に飾ることを試みましたが、また新たな問題がございました。
壁面に飾ると強い存在感、まったりとした艶やかさは際立つものの、華やかさが不足しています。
テーブルの上で食器やグラスを引き立て、花を活き活きと盛りたてていた漆には、もう一つの素材が必要でした。

まるで企業同士のようにお互いを高めあうものです。品格も、質も見合っていなければいけません。

ここで、京都市立芸術大大学時代に学んだ染織が役に立ちました。

色も柄も、華やかさも渋さも自由自在になり、日本伝統工芸として高い評価を得ている正絹手織物に行きつきました。正絹の手織物は身近な用途としては、主に和服の正装に使われています。
歴史や品格や精密な模様の素晴らしさは漆と引けを取らず、また別の魅力にあふれ、お互いを引き立てます。
成人式や披露宴などでしかお目にかからなくなった正装の袋帯を制作する織物業は近年斜陽になりつつあるようですが、両方を別の用途のステージにあげよう、そういう思いで、漆アート額は生まれたのです。

このページの先頭へ

Copyright(C)2009 UrushiArtJapan. All Right Reserved